Understand / Illuminate / Shawn Mendes (2017) の歌詞について

このアルバム、20曲中16曲がオリジナル、そのうち実に14曲がラブソングである。ストーカっぽい片思い、相手が冷めてしまった片思い、苦しい片思い、恋敵がいる片思い、気持ちが冷めての別れ、相手のためを思っての別れ、一度きりの恋など、惚れた腫れたの話ばかりである。まあポップスってそういうものではるけれど、それだけにこの曲は異彩を放っている。変わっていく自分とは何か、変わらない自分とは何か。自分とはいったい何なのか。人生を列車に見立て、生きていくということへの恐れと不安、それに伴う孤独をせつせつと歌っている。青春である。曲数が多いこともあってちょっと食傷気味だったけど、この曲を読んで見直した。語りはないほうが個人的にはよかった。邦題『人生という名の電車』。